京都大学大学院教育支援機構

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BLOG 2025.03.18

Kyoto University Short-Term Academic Research (KU-STAR)Program for Australiaを開始し、メルボルン大学からの学生を受け入れました

Australia internship KU-STAR Kyoto University オーストラリア 京都大学 大学院教育支援機構

大学院教育支援機構では、大学院留学生の増加を目指して「Kyoto University Short-Term Academic Research(KU-STAR)Program」を実施しています。2024年5月~7月に実施したインドに続き、このたび、オーストラリア・メルボルン大学から4名の優秀な学生を受け入れました。選ばれた学生は、2025年1月9日~2月28日のプログラム期間中、自身が選択した研究室(医学研究科、化学研究所、数理解析研究所、総合博物館および理学研究科)において研究スキルを磨くとともに、日本語授業や日本文化体験等に参加します。

 プログラム初日は、オリエンテーションと歓迎会、キャンパスツアーを実施しました。平島崇男 大学院教育支援機構長および石川冬木 副学長の激励のメッセージを受け、参加学生は、これから始まる最先端の研究や京都での生活に胸を躍らせていました。また、本学の学生チューター3名のサポートを受けながら親睦を深めました。

自己紹介するHyun Wooさん
自己紹介する Sereyさん
自己紹介する Sebastianさん
集合写真
総合生存学館齋藤先生と
学生チューターとカフェテリアルネルネで昼食
生協留学生委員会による説明
きずなアドバイジングラウンジ訪問
エネルギー科学研究科McLellan先生と

 日本語学習として、Kyoto University International Undergraduate Program(Kyoto iUP)の日本語授業や、国際高等教育院附属国際学術言語教育センターが実施する日本語会話クラブにも参加し、日本語能力向上のヒントを得るとともに、同じく日本語を学ぶ多様な留学生たちとの交友を広げました。

日本語授業で一緒に日経新聞の記事を読む
日本語会話クラブに参加するSebastianさん

 1月29日には、各研究室で取り組んでいる研究計画を紹介することを目的に、湊長博 総長および石川副学長と懇談を行いました。懇談では、学生4名がそれぞれの研究や今後のキャリアについて発表し、湊総長と石川副学長からも、本プログラムの機会を最大限活用し、研究や学びを深めて欲しいとのエールが送られました。

研究について発表するSereyさん
Aidanさんによる発表
湊総長と石川副学長と

 2月2日には、北野天満宮で、節分祭 北野追儺式を見学し、追儺狂言、日本舞踊、豆まきを観覧しました。その後、東川楠彦 禰宜の案内で、本殿の正式参拝や宝物殿の見学、茶道体験を通じて日本文化に触れました。

北野天満宮、節分祭での豆まき
東川禰宜による説明
茶道体験

 KU-STAR Programの学生は2月20日の成果発表会にむけて、受入研究室で研究成果をまとめていきます。今後も学生たちの成長を発信していきます。

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