企業寄附奨学制度（DDD）の賛同企業7社との交流会「Kyoto University Career Networking Festa!」を開催しました。

BLOG 2025.03.4

企業寄附奨学制度（DDD）の賛同企業7社との交流会「Kyoto University Career Networking Festa!」を開催しました。

Kyoto University research キャリア京都大学大学院教育支援機構奨学金就活研究職

DDDは、本学卒業生や修了生が活躍する企業からの寄附による、極めて優秀な本学大学院生を対象とした給付型奨学金制度です。産学協同教育の発展および業界理解の促進も目指しており、キャリア形成、研究の発展を目的とした民間企業と学生の交流の機会を設けています。

交流会は、奨学生による研究発表で始まり、企業の方からのフィードバックやコメントをいただきました。その後は企業紹介を経て、研究開発職として活躍する本学OBや採用担当の方との交流を行いました。

2月6日　オリエンタル白石株式会社

奨学生の研究発表では、企業、そして参加学生との活発な質疑応答が行われました。意見交流の際には、学生は仕事のプロセスや開発の際に意識していることなど、現場の具体的な様子について質問し、企業への理解を深めていました。

2月3日　ニプロ株式会社

医学研究科や農学研究科の学生が多く参加し、交流セッションでは研究開発職の働き方や大学での研究の活かし方に関して積極的に情報収集を行っていました。学生同士が研究内容について交流する姿もみられ、活気ある会となりました。

2月5日　株式会社西松屋チェーン

商品の仕入れや開発に興味を持つ学生が多く、各部署の働きや具体的な業務内容、仕事の面白さに関する質問が寄せられました。採用関係者の方や本学OBの方にさまざまな経験談も交えながらお答えいただき、和気あいあいと意見交換が行われました。

2月6日　株式会社内田洋行

教育学研究科の奨学生の発表に対する内田洋行の方からの評価は高く、貴重なフィードバックを頂きました。文系学部生の参加が多くあり、学生は研究所での研究内容や企業のユニークな取り組みについて熱心に耳を傾けていました。

2月6日　株式会社ニップン

農学研究科の学生が半数以上を占め、各自自身の研究分野とも絡めながら研究開発の様子や事業内容について質問をしていました。製品が多様な用途や場所で活用されていることを知り、一層関心を寄せている様子が伺えました。

2月6日　兵神装備株式会社

工学研究科の奨学生の発表に対し多様な観点から質問とフィードバックを頂き、奨学生は新たな気づきを得ていました。交流セッションでは事業の特色や学生各々の研究内容への理解を深め合い、和やかな雰囲気の会となりました。

2月6日　株式会社UACJ

学部生から専門職学位の学生まで、幅広い課程と専攻の学生が参加しました。事業内容や働き方にとどまらず、業界全体のトレンドおよび今後の展望についても活発な意見交換がなされました。

イベント後のアンケートでは、「各企業の人事の方から専門の近い卒業生の方まで幅広くお話ができたことで、会社全体のイメージをつかみやすかった」、「企業の方がフランクにお話してくださる方ばかりで、様々な質問をすることができ、貴重なお話を聞くことができた」、「学部生のうちは関わることがないような企業の方々や、他分野の学生さんと関わることができ、刺激を受けた」といった感想が寄せられました。

専攻や課程を問わず学生と企業の方が密に交流することで、企業の方に奨学生の研究成果を知っていただくとともに、今後の進路決定や就活に向けて学生が企業の取組や業界全体に対する理解を深められるイベントとなりました。

企業寄附奨学制度（DDD）は2025年度も企業数など規模を拡大して募集予定です。2025年4月以降に募集要項を大学院教育支援機構のWebサイトで公開いたしますので、ぜひご確認ください。