京都大学大学院教育支援機構

Share
BLOG 2025.04.23

2025年度JICAインターンシップ・プログラム学内説明会を開催しました

internship キャリア 京都大学

大学院教育支援機構は、2025年4月18日(金)の昼休み、国際高等教育院(ILAS)棟にて、「JICAインターンシップ・学内説明会」を開催しました。

本説明会は、国際協力機構(JICA)のインターンシップ・プログラムに関心のある学生や、将来国際協力分野での活躍を目指す学生に向けて実施されたものです。 対面とオンラインのハイブリッド形式で行われ、約40名の学生が参加し、熱心に耳を傾けました。

説明会では、はじめにJICA関西センターの箸大輝さんより、国際協力におけるキャリアパスやJICAインターンシップ・プログラムの概要について説明がありました。特に、在外事務所でのインターンシップについては、箸さんご自身のモンゴル事務所での業務や経験談はもちろん、大学院時代、どのようにして応募に至ったのかについてのお話も披露。JICAインターンシップ・プログラムのサポート体制を交えながら、同インターンシップ・プログラムの魅力について紹介がありました。

続いて、2025年1月~3月にJICA関西センターでインターンシップを実施した2名の本学学生、野村洸太さん(経済学部4回生)と生田直也さん(総合生存学館3回生)が、自身の体験談を語りました。野村さんは、インターンシップでの具体的な業務内容やそこから得られた学び、直面した課題について語りました。また、生田さんは、自身の研究テーマに関連した業務について得られた知見や課題について率直に説明しました。

その後の質疑応答では、野村さん、生田さんがそれぞれ質問しあい、「インターンシップ中の一日の様子」など、参加者がよりJICAインターンシップ・プログラムについて具体的にイメージしやすいような説明がありました。

説明会後半には、対面参加の希望者を対象に個別相談会を行いました。JICA関西センター開発大学院連携課 鍛冶澤千恵子課長、箸さん、そして先輩である野村さん、生田さんが、学生からの個別の質問に丁寧に答えました。インターンシップの応募手続きや募集ポスト等に関する学生一人ひとりの疑問や不安に対応し、具体的にアドバイスをしました。「募集ポストは、年によって変わる。募集ポストに少しでも興味関心があれば、積極的に応募して欲しい。」と箸さんは話していました。

今回の説明会は、JICAインターンシップ・プログラムの詳細を知るだけでなく、国際協力の現場で働くことの魅力や国際協力分野のキャリアパスについて、直接JICA職員とインターンを経験した先輩学生から聞くことができる貴重な機会となりました。

2025年度は一回にまとめての募集・選考に変更になっています。第二回の募集はありません。応募締め切りは2025年5月6日(火・祝)23:59(日本時間)です。2025年度の募集ポストは、JICA本部だけでなく、JICA関西センターのような国内機関、モンゴル事務所のような在外事務所もあります。また、開発コンサルティング企業のポストも国内、海外で募集があります。詳細は、JICAインターンシップ・プログラムのウェブページを確認ください。

大学院教育支援機構では、本学学生のキャリアを支援すべく今後もこのようなイベントを開催していく予定です。

最新情報