京都大学大学院教育支援機構

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BLOG 2025.01.24

「京都大学卓越ワークショップ2024」を開催しました

Kyoto University 京都大学

2024年12月25日に国際科学イノベーション棟において、「京都大学卓越ワークショップ2024」を開催しました。

本ワークショップは、「壁を超える ー大学院横断教育の展開―」をテーマに、本学における大学院横断教育を広く周知し意見交換の場とすること、また、参加する学生が取り組んでいる研究や活動に関する発表を通じ、学生に異分野の研究者との交流の重要性を体感してもらい、今後の修学意欲の向上と一層の成長に資する機会とすることを目的に実施しました。

当日は、卓越大学院プログラムや博士課程教育リーディングプログラムといった学位付記型プログラムに加え、大学院教育支援機構で実施する大学院横断教育コースおよびSPRINGプログラムに参加する学生や教職員を中心に134名の参加がありました。

 湊長博 総長の学生に向けた激励の挨拶ののち、國府寛司 理事・副学長から「京都大学における大学院教育の展望」、杉野目道紀 副学長から「京都大学における大学院横断教育」について講演が行われました。続いて、博士人材の活躍事例として、卓越大学院プログラム修了生2名による講演、プログラム履修生6名から研究発表を行いました。

引き続いて行ったポスターセッションでは、履修生と若手教員46名がポスター発表を行い、研究について議論が盛り上がりました。参加者からは、「発表の質がとても高かった。」「自分の研究分野とは全く異なる人たちの研究手法やバックグラウンドを聞けてとても勉強になった。」などの感想が寄せられました。 最後に、杉野目道紀 副学長による閉会の挨拶でワークショップは盛会のうちに終了しました。

学生発表・ポスターセッションリスト

当日の様子はこちら(ショートムービー)

「卓越大学院プログラム」とは

「卓越大学院プログラム」は、文部科学省において2018年度から開始された事業です。各大学が自身の強みを核に、これまでの大学院改革の成果を生かし、国内外の大学・研究機関・民間企業等と組織的な連携を行いつつ、世界最高水準の教育力・研究力を結集した5年一貫の博士課程学位プログラムを構築することで、あらゆるセクターを牽引する卓越した博士人材を育成するとともに、人材育成・交流及び新たな共同研究の創出が持続的に展開される卓越した拠点を形成する取組を推進しています。2018年度から2020年度の3年度にわたる選定を経て、全国で17大学30件のプログラムが採択されています。 京都大学では「先端光・電子デバイス創成学」「メディカルイノベーション大学院プログラム」「社会を駆動するプラットフォーム学卓越大学院プログラム」の3件が採択されており、社会的課題の解決に挑戦し、社会にイノベーションをもたらすことができる博士人材を中心とする高度な「知のプロフェッショナル」の育成に取組んでいます。

先端光・電子デバイス創成学

メディカルイノベーション大学院プログラム

社会を駆動するプラットフォーム学卓越大学院プログラム

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