近年、急速に進化を遂げる半導体業界は技術革新の最前線として注目を集めています。本セミナーも、多くの学生にとって将来のキャリアを考える上で貴重な情報を提供する場となりました。講師には京都大学OBであり、現在ローム株式会社LSI事業本部に所属する塚田虎之氏をお迎えしました。講演では、半導体業界の最新技術や成長性について詳しく紹介するとともに、ご自身のキャリアパスや進路選択の経験談を共有いただきました。学生たちは、現場のリアルな視点に基づく講演に深い関心を寄せ、多くの質問が飛び交う活発なQ&Aセッションとなりました。

さらに、会場参加者を対象とした若手OB・OGエンジニアとの交流会では、業界の動向や職場環境について直接意見を交わす機会が設けられ、参加者から高い満足の声が寄せられました。セミナー終了後のアンケートでは、「修士課程を修了後に一度就職し、その後博士課程で学び直すというキャリアパスを知り、自分の将来を考える上で非常に参考になった」「業界全体の動向と企業（ローム株式会社）の具体的な取り組みの両方を聞けて、有意義な時間だった」といった感想がありました。

大学院教育支援機構では、今後も様々な分野の業界研究セミナーを企画・開催し、学生のキャリア形成を支援してまいります。次回のセミナーにもぜひご期待ください。